懐かしのスマイリー :)

懐かしのスマイリー :)

UNIXでメールしていたころ。
まだuucpで外部接続をしていたころ。

今は行方不明の『スマイリー辞典』。

ずいぶんと電子メールコミュニケーションにおける感情激化を抑制してくれた。

そんなスマイリーが実は25歳になったらしい。
そして、スマイリーの産みの親がわかっているということを初めて知った。

ネットの顔文字スマイリー「:-)」、25歳の誕生日
2007.09.19
Web posted at: 16:28 JST
 - CNN/AP

ペンシルベニア州ピッツバーグ──電子メールなどに使われる顔文字、スマイリー「:-)」が19日、25歳の誕生日を迎えた。一番最初に「:-)」を使ったのは、米カーネギーメロン大学のスコット・E・ファールマン教授。1982年9月19日午前11時44分、議論が白熱しやすいオンライン掲示板で、「発言を深刻にとられないよう、ジョークの雰囲気を出すのに、『:-)』を使うのはどうだろう」と提案したのが、始まりだったという。
カーネギーメロン大学によれば、スマイリーは当初、同大学のキャンパス内で使われて次第に他大学にも広がり、その後、ビジネスの現場でも使われるようになって、インターネットの普及とともに全世界へ広まっていったという。
AP通信が情報科学言語学などの専門家に、スマイリーが最初に使われた時期などを問い合わせたところ、はっきりとしたことは分からないという回答だった。
ファールマン教授も、「今まで、私が掲示板に投稿した時よりも前に、『:-)』が使われているのを見たことがないし、私よりも先に使っていたと主張する人に会ったこともない。でも、他の誰かが同じアイデアを持っていた可能性はある。シンプルで簡単な表現方法なんだから」と述べている。
また、スマイリーが全世界で使われていることについて、「自分が短い時間で投稿した内容が世界に広がっていったというのは、とても魅惑的だね。時々、考えるんだ。この25年間で、どれくらいの人々がこのフェイスマークをタイプして、どのくらいの人々がこのマークを見るのに、顔を横に向けたのかなぁと」と続けている。
ファールマン教授と同僚らはスマイリー25周年を記念し、学生向けに人と人とのコミュニケーションに役立つテクノロジーの発明コンテストを実施する。米インターネット大手のヤフーが後援する「スマイリー・アワード」で、優勝者には現金500ドル(約5万8000円)が贈られるという。
顔文字はその後、ウィンクしている「;-)」など数多くの種類が現れ、特に日本では、2バイト文字の利用が可能なため、豊富な種類がさまざまな場面で使われている。
ここにもあるように、日本では2バイト文字のよる独自進化を遂げた。
勢いをつけたのは、おそらく携帯電話のメールと思われる。

スマイリーは、これからも形を変えながら生き続けていくことであろう。