StartForce3

まだまだ実用にはほど遠い『StartForce』だが、前回の日記からさらに着々と前進している。
下記プレスで『アドベントネット社』が提供しているWebベースのオンデマンドOfficeツール群『Zoho Office Suite』をポーティングすることを発表している。

スタートフォースとアドベントネットが協業

           AjaxベースのWebOSとAjaxオフィスが統合
                                       2007/06/01

アドベントネットは6月1日、Webブラウザで稼働するデスクトップ環境「StartForce Web デスクトップ」を開発する米スタートフォースと業務提携すると発表した。
アドベントネットはワープロ表計算、プレゼンテーションツール、プロジェクトやタスクの管理、CRM、データベース構築、マルチメディアデータ一元管 理、Wikiグループウェアなどのサービスをオンラインで提供する「Zoho」シリーズを展開している。今回の提携では表計算の「Zoho Sheet」、ワープロの「Zoho Writer」、プレゼンテーションツールの「Zoho Show」を、日本語化が済み次第、6月中旬から順次提供していく。個人利用は無料で、商用利用については、今後同社のサービスをホストするサービスプロ バイダが価格設定を行っていくという。
提携に当たりスタートフォース代表取締役CEOのジン・コー(Jin Koh)氏はリリースの中で、「当社の開発者向けAPIとWebデスクトップ・プラットフォームに、オンデマンド・ビジネスアプリケーションを稼動させる のに十分な完成度と安定性があるということが証明できた」としている。

Zoho』は、現在まだ日本語化されておらず、お試しサイトも英語サイトそのままになっている。このようなWebベースの統合Office Suiteは最近の流行であるが、どこまで使い勝手の良いものか、まだよくわからない。
まさに『StartForce』のようなWebデスクトップと組み合わされることで、その効果を相乗的に上げていくことが期待されるが、『StartForce』も『Zoho』もまさにそれを模索していると思われる。

少しずつだが期待が高まる。