驚きのオープンソース化

ちょっとBOOKOFFとイトーヨーカ堂に行って、戻ってくると、またまたビックリニュース。

こんなこと有り?ってくらい驚いた。

QUALCOMM、Mozilla Foundation と Eudora 電子メールプログラムのオープンソース版の共同開発プロジェクトに着手

オープンソース版の Eudora は無料で提供され、最終商用製品となる Windows および Mac 向けの従来版 Eudora は発売中
サ ンディエゴ発 ― 2006 年 10 月 11 日 ― CDMA (Code Division Multiple Access) およびその他の高度なワイヤレス技術で業界をリードするデベロッパーでありイノベーターである QUALCOMM Incorporated (Nasdaq: QCOM) と、インターネットにおける選択肢の拡充と革新の推進に取り組んでいる公益法人である Mozilla Foundation は本日、Eudora® の次期バージョンが、オープンソースの電子メールプログラムである Mozilla Thunderbird™ と同じテクノロジープラットフォームをベースにすることを発表しました。Eudora の次期バージョンは、無料かつオープンソースでありながら、従来の Eudora 特有の豊富な機能と、生産性に優れた拡張性を引き継ぎます。QUALCOMM および Mozilla はそれぞれ、Eudora および Thunderbird 双方の機能を拡張し、操作性を向上するために、オープンソースMozilla プロジェクトを支える開発コミュニティに参加し、その育成に取り組んでまいります。
QUALCOMM はさらに、Windows および Mac 版が提供されている現行 Eudora 製品の最終商用版をリリースしたことを本日発表しました。Eudoraオープンソース版は 2007 年前半にリリース予定です。オープンソース版がリリースされた時点で、QUALCOMMEudora の商用販売を終了します。それまでの間、QUALCOMM は商用版の販売を継続します。6 か月のテクニカルサポート付きの価格は 19.95 ドルに引き下げられます。従来のテクニカルサポートは完全に引き継がれます。
QUALCOMMEudora グループ担当副社長である Steve Dorner 氏は次のように述べています。「Eudoraオープンソースコミュニティに戻ってくることを楽しみにしています。Eudora の次期バージョンのベースとして Mozilla Thunderbird のテクノロジーを採用することで、クロスプラットフォームのコードベースおよび世界レベルのディスプレイエンジンなど、既存のバージョンに欠けている重要 なインフラストラクチャを提供できます。また、オープンソース化することで、より多くの開発者が今まで以上に Eudora を頼りにすることでしょう。」
Mozilla Foundation の常任理事である Frank Hecker は次のように述べています。「Eudora とその多くのユーザをオープンソースの世界に迎え入れられることを喜んでいます。この取り組みによって、Thunderbird テクノロジーのプラットフォームがより一層豊かなものとなり、両製品のユーザにより快適な電子メール体験を提供することが可能になるでしょう。」

昨日もThunderbirdは、どうなってるのって書いたが、まさかこんなことが起こっていようとは。
私は、自宅では随分前からのThunderbirdユーザである。
しかし、会社はもっとずっと前からEudoraユーザである。
Eudoraの日本総販売代理店がlivedoorに代わって(現在は、また別の会社になっている)から、極端にサーポートが悪くなり、私はクレーマ扱いを受けていた。
そのため会社もThunderbirdに変えようと頑張ってみたが、Eudoraの強力なフィルター機能で蓄積された膨大な量と内容を移行することができなかった。
泣く泣く、現在も会社はEudoraである。
でもlivedoorでなくなって、安心していたのに。

しかし、Eudoraの日本語化は誰がやるのだろう。
きっと誰かがやってくれるのだろう。
Eudoraの機能と品質が今より悪くならないことを祈る。

それにしても両者の関係はどうなるのだろうか。
やがて統合化に向かうのだろうか。
どちらにしてもオープンソースの威力は、すさまじい。
QUALCOMMも今となっては、Eudoraがビジネスとして成立しなくなってきたのだろう。

利用者としては、とりあえず素直に喜びたい。